リノベーションをお考えの方へ!気になる住宅ローンについて解説します

リノベーションをお考えの方へ!気になる住宅ローンについて解説します
中古住宅+リノベ 情報コラム
リノベーションの際にローンを利用できるのかについて知りたい方は多いと思います。
実は、リノベーションをするときでもローンは利用できますし、住宅ローン控除という優遇税制の仕組みも利用できます。
今回は、リノベーションの際の住宅ローンの利用について解説します。

□リノベーションの際の住宅ローンの利用について

リノベーションをお考えの方へ!気になる住宅ローンについて解説します
中古の不動産を購入してリノベーションをする際は、不動産の購入費用も含め、材料費や工事費など様々な費用がかかりますよね。
それらの費用を捻出する手段として、住宅ローンが利用できます。

ただし、先に中古の不動産を購入しておいて、数年後にリノベーションを開始しようと考えている方は注意が必要です。
不動産の購入時、リノベーション時にそれぞれ住宅ローンを融資してもらう際には、別々に手続きをする必要があります。
これにより、抵当権の設定、書類の作成、司法書士への委託など、住宅ローンの申請に必要な作業を2度行う必要があり、手間や費用が余計にかかってしまうでしょう。
また、不動産の購入時に住宅ローンの借り入れができたからといって、リノベーション時にも借り入れができるとは限りません。
そのため、不動産購入とリノベーションはなるべく同時期に行うのが良いでしょう。

□住宅ローン利用時の優遇税制について

リノベーションの際に住宅ローンを融資してもらうと、まとまった資金が調達できること以外にも住宅ローン減税という優遇税制が受けられる利点があります。
住宅ローン減税とは、住宅ローンの借り入れをしてマイホームを購入した人が受けられる減税制度です。
ただし、不動産の購入時と、リノベーション時で別々に住宅ローンを融資してもらっていた場合は、リノベーション時に借りた分の額は控除の対象とならないので注意しましょう。
優遇税制の観点から見ても、不動産購入とリノベーションは同時期に行うのがおすすめです。

また、住宅ローン減税を利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
具体的には、物件の床面積の合計が50平方センチメートル以上であることや、住宅ローンを申請する人の年間の収入が一定以下であることなどです。
このようにいくつか制限はありますが、上手に使えばリノベーションの費用が抑えられるので住宅ローン控除を受けられるかどうか一度検討してみると良いでしょう。

□まとめ

リノベーションの際の住宅ローンの利用や、住宅ローンを利用した時に受けられる優遇税制について紹介しました。
住宅ローンを利用する際は、不動産購入とリノベーションは同時に行う方が、手続きを少なくしたり、減税制度を最大限利用したりできるのでおすすめです。

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