以前は、中古戸建を購入して、リノベーションする場合、購入費用を住宅ローン、リノベーションする費用をリフォームローンに分けることが一般的でした。

ただ、その場合ローンを組むための手数料や保証料などの諸費用がそれぞれのローンで必要になります。

最近は、住宅ローンに一本化することで、この諸費用を抑えることができる住宅ローン商品が増えています。

また住宅ローンはリフォームローンに比べて、金利も比較的安いです。
例えば、リフォームローンだと一般的な金利は1.3%~8%ですが、住宅ローンだと0.5%~3%ほどです。
具体的な数値は借り入れの条件によっても変わりますが、住宅ローンに一本化していただいた方がかかる費用も含めて支出を抑えられる可能性が高くなります。

ただ、新築とは違い、中古住宅を購入してリノベーションする費用の場合、借り入れ期間が通常よりも短くなったり、借り入れできる金額が低くなる可能性もあります。

どの物件を選んでどのようなリノベーションを行うかによっても異なりますので、一度当社までご相談ください。


中古住宅の購入と新築で建てる場合とでは費用項目も異なるため、ご友人の方でマイホームを持たれている方に相談する際は購入されたのか、それとも新築で建てられたのかまで聞いてみてください。
そして、中古住宅の場合、購入にかかる費用とリノベーションする費用の両方の借入れを並行して考えていただいた方が良いです。

住宅ローンの金利には2種類の仕組みあります。 
それは固定金利と変動金利です。 

固定金利は借入れから完済まで借入金利が一定のタイプです。
固定金利の魅力は、市場の金利が上がっても返済額が変わらないことです。

景気が良くなりインフレが起こった場合、金利が変動すると言われています。
固定金利であれば、返済金額が市場金利に合わせて変動しないため、将来的な返済金額も予測しやすいです。

ただ、逆に市場金利が下がることもあります。
その場合も固定金利であれば一定なので、返済金額が下がることはありません。
ご自身で市場金利を予測することは難しいため、当社のような住宅の専門業者の立場の意見を参考にしてみてください。

一方、変動金利は借入れから返済中でも金利が変動するタイプです。
固定金利とは異なり、景気の影響を受けるため返済額が変わる特徴があります。
例えば景気が良くなり、市場金利が上がった場合は固定金利より返済額が増え、逆に景気が悪くなると市場金利が下がり、固定金利より返済額が少なくなります。

マイホーム取得にかかる費用は大きな金額であるため、固定金利か変動金利かどちらを選ぶべきなのかは、資金計画の中でも皆さんの大きな注目ポイントですよね。

今後の資金計画の一つとして、「中古住宅を購入してリノベーションをする」という購入費用自体を抑える方法もポイントです。
中古住宅であれば新築と比べても購入費用を抑えられますし、リノベーションすることで中古住宅でも新築とほとんど同じくらいの性能のお家で暮らすことができます。
物件によってもリノベーションできること、できないことがございますので、一度当社までご相談ください。

今回は中古住宅のリノベーション費用のローン支払いの注意点と住宅ローンの仕組みについて簡単にご紹介しました。
限られた予算を今後の生活まで考えて配分していただくことをおすすめしています。
当社では不動産も取り扱っていますので、マイホームをお考えの方はぜひオノコムリビングワークスまでお気軽にお問い合わせください。

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