以前までは、手すりやスロープのような障害を物理的に緩和することを指していました。
しかし、現在では目に見える物理的なものに限らず、社会制度や人々の意識など、障壁を取り除く様々なものを指しています。
また、合わせて使われている言葉で、ユニバーサルデザインがあります。
これは、どのような人でも使いやすいようなデザインを意味しています。

バリアフリーという言葉を明確に定義することは難しいでしょう。
時代の流れによって人々の認識は変わるため、定義としてではなく考え方という視点から見た方が良いと言えます。

次にバリアフリーのリノベーションの例を3つご紹介します。

 

＊手すりを設置する

階段を上がるときや廊下を歩くときに、壁に手をついていないでしょうか。
このような、壁に手をついて壁をたよりに歩くことは安全とは言えないでしょう。
しっかりと身体を支えられる手すりを設置することがオススメです。
手すりを設置する際は、使う人が握りやすい物と場所を選ぶことが重要です。

 

＊段差をなくす

少しの段差であったとしても、つまずいてしまう原因になりかねません。
できるだけ段差がないようにリノベーションする必要があります。
スロープや式台の設置などによって段差を解消できます。
解消したい箇所に合わせた方法をとるようにしましょう。

 

＊床を変更する

床材を滑りにくいものに変更することは、バリアフリーのリノベーションにおいて欠かせません。
たとえ室内であっても、転倒することで骨折などの重い怪我をする可能性があるでしょう。
このようなことを未然に防ぐために、滑りにくい床材を選んでリノベーションすることが必要です。
洗面所や浴室付近など、水を使用する場所だけでもリノベーションしておくと安心です。

今回は、バリアフリーのリノベーションについてご紹介しました。
実際に使う人に合ったリノベーションを行うことで、より快適な生活ができるのではないでしょうか。
リノベーションについて何かお困りの方は、オノコムリビングワークスまでお気軽にご相談下さい。

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