リノベーションで土間を取り入れるメリットは？デメリットとともに解説！|リノベ不動産

中古住宅＋リノベ　情報コラム 2021.03.02

リノベーションで土間を取り入れれば、さまざまなメリットを得られます。
その一方で、土間の設置にはデメリットも存在するため、しっかりと把握しておく必要があるでしょう。
そこで今回の記事では、土間のメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

□土間のメリットとは

第1に、来客時に重宝します。
親戚や友人など、たくさんの人が来たときでも、靴の置き場に困ることはありません。
靴を探す手間が省けますし、間違えて他の人の靴を履いてしまう心配もなくなりますね。
また、家族が多い場合は、外に出るときや家に帰ってきたときに、玄関で混雑しないのもメリットと言えるでしょう。

第2に、空間を広々と使えます。
土間を庭やリビングと一体化すれば、開放感があふれて、広々とした印象を受けます。
土間を庭とつなげると、中継地点として活用できるため、庭でバーベキューをする際の準備場所として利用できます。

第3に、土足で活動できる空間が生まれます。
広めのスペースを確保できれば、室内で子供やペットと遊べます。
また、土足での作業スペースも確保できます。
他には、ベビーカーやスーツケースの置き場所としても利用できるでしょう。

□土間のデメリットとは

第1に、汚れが目立ちます。
土間の掃除は比較的手軽に行えますが、放置するとすぐに汚れてしまいます。
特に、雨の日や灯油を土間にしまうときには、汚れが目立ちやすいでしょう。
排水設備を設け、いつでも水を使用して掃除ができるように対策を講じてください。

第2に、湿気がこもりやすいです。
湿気がこもりやすいのは、外の冷たい空気と中の暖かい空気で温度差が発生するためです。
特に冬場は湿気がこもりやすく、結露が発生することもあるでしょう。

調湿効果のある素材の壁を土間部分に設置するなど、湿気対策をしてください。
珪藻土の壁の使用が難しい場合は、こまめに土間の空気を外へ逃がすように気をつけましょう。

第3に、冬場は冷えやすいです。
土間は基礎の上に設置するため、冷気が家の中に入りやすいです。
二重サッシや石油ストーブを設置して、寒さ対策をしてください。

□まとめ

今回は、土間のメリットとデメリットを解説しました。
土間を取り入れると、来客時に重宝したり、空間を広々と使えたりとメリットがあります。
一方でデメリットもあり、しっかりと理解しないで設置すると失敗しやすいです。
リノベーションで土間を取り入れるときは、デメリットにも注意し、後悔のないようにしましょう。