リノベーションをお考えの方！玄関の収納を解説します！|リノベ不動産

中古住宅＋リノベ　情報コラム 2021.03.06

玄関は来客時にお客様を最初に通す場所であるものの、傘やスリッパなどの収納したい物が多く、散らかりやすい場所でもあります。
玄関をリノベーションし、散らかりにくい収納スペースを手に入れてみてはいかがでしょうか。
今回は、玄関収納のポイントを解説します。

□玄関に収納する物

玄関収納について考える上で、まずどれぐらいの収納スペースがあれば足りるか、玄関に収納したいものはどのくらいあるのか考えることから始めましょう。
靴、傘、スリッパは基本です。
掃除道具、防災グッズも収納できると便利でしょう。

また、ゴルフグッズなど趣味の物もしまえると便利です。
必要な物は個人によって違うため、抜けがないように書き出すことが大切です。

次は、一人当たりに必要な収納量を考えます。
家族で必要な収納量を計算する場合、一人当たりに必要な収納量から家族の人数をかけて求めてください。
雨傘や日傘は一世帯あたり5本が目安です。
スリッパは来客用に4足ほど用意しておけば良いでしょう。

男性と女性、子供と大人で必要な収納量は異なる場合もあります。
靴は女性は20足、男性は10足、子供は5足が目安です。

□玄関収納のポイントは

玄関収納のポイントを3つ解説します。

第1に、玄関周りは余裕を持たせることです。
収納スペースをたくさんとれば様々な物が収納できますが、玄関が圧迫され窮屈な印象を受けることがあります。
そういった場合は、思い切ってシューズインクローゼットを設置すれば、靴や傘に加え、玩具、自転車がしまえるため、すっきりするでしょう。

第2に、防臭やカビ対策は必須です。
玄関に傘をしまうと、雨の日が続く梅雨の時期には特に、カビが発生しやすいです。
また自分では気づかない靴の臭いが染みつき、臭いが漂います。
湿気やカビに強い防臭効果の素材を使い、臭い対策をしましょう。

第3に、収納スペースは家族全員のことを考え、全員が使いやすい環境にすることです。
玄関は毎日使う場所ですが、高い位置にある吊り戸棚は、高齢者や子供にとって手が届きにくいところにあり使いづらい場合もあります。
他にも家族全員で収納スペースを考えたものの、実際使ってみるとそこまでいらなかったり、逆に足りなかったりすることがあります。