中古住宅で後悔しやすい点を設備の面、金銭の面、周辺環境の面に分け、順に解説します。

まず、設備面です。
中古住宅を購入する方は、ある程度設備が古いことを受け入れた上で購入する方がほとんどです。

しかし、それでも設備の古さに不満を持つ方がいます。
特に配水管や給湯設備の古さに驚く方が多いです。
これは、内見した際にわからなかったことが原因です。

内見でわからないものを知る手段として以下のことが有効です。
給湯器や換気扇の交換時期を質問すること、屋根やバルコニーのメンテナンスは行き届いているのか確認することです。
その際、目に見えるところだけを質問するのではなく、目につきにくいところも積極的に質問しましょう。

次は金銭面です。
金銭面で後悔するのは税金控除がないこと、想像していたより維持費や管理費がかかることです。
固定資産税の控除や住宅ローン減税を受けるには一定の条件を満たす必要があります。
しっかり要件を確認しましょう。

固定資産税については、建物の価値が築年数で下がりにくいため、固定資産税が減りにくいです。
場合によっては、リノベーションで価値が高まり固定資産税の負担が増すこともあるので注意しましょう。

最後は、周辺環境です。
中古戸建てを購入する利点は、周辺環境が定まっていることにあります。

ただ場合によっては、住んでみると思っていたのとは違ったということがあるかもしれません。
昼間は静かな隣人だと思っていたのに、夜に騒がしくて寝れなかったり、日当たりが悪かったりといった具合です。
完全に全てを把握するのは難しいですが、できる範囲で周辺状況を調べておきましょう。

後悔しないポイントは、リノベーションの計画を先に立てることです。
物件を決めてから計画を立てるのは辞めましょう。
物件を購入してからだと物件によってリノベーションの制約を受けることがあるからです。
希望のリノベーションについて考え、専門家と一緒に検討することが重要です。

今回は、中古住宅で後悔しやすい点、後悔しないためのポイントを解説しました。
中古住宅は、価格の面で購入しやすいですが、設備の古さなど、買ってから後悔することも多いです。
このような後悔を減らすためには、事前に確認することが大切です。
内見の際にしっかり確認して後悔しないようにしましょう。

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