リノベーションで和室からリビングに変えるには？リビングに変えるポイントを解説します！|リノベ不動産

中古住宅＋リノベ　情報コラム 2021.04.18

最近は広いリビングを希望される方が多いです。

現在和室のあるお家に住まれている方の中には不便に感じている方もいるでしょう。

そこでおすすめするのが、リノベーションで和室をリビングに変える方法です。

新築を買うことなく、広いお家が実現できます。

今回は、リビングに変えるポイントを解説します。

□和室をLDKに変えるポイントとは

和室をLDKに変えるポイントを4つ解説します。

1つ目は、和室をフローリングとクロスで洋室にすることです。
和室を洋室に変えるためには、特徴的な畳や障子などの内装を変える必要がありますよね。
まず畳をフローリングに変えましょう。
その際、気を付けることとして、断熱と防音性能が挙げられます。

次に襖や障子を変更しましょう。
襖や障子は和の象徴ですので、洋室に合わず違和感が出ます。

2つ目は、間仕切り壁をなくすことです。
一体感を出すためには、リビングと和室の間にある壁をなくす必要があります。
この際、注意点として構造上壊せない壁があることを把握しておきましょう。
例えば、建物を支える耐震壁は壊せないので、完全に一体化できないことがあります。

3つ目は、床の工事を行いリビングと床の高さを合わせることです。
和室の床を撤去した後フローリングを張る場合、もともとの下地によって工事方法が変わります。
工事の際、和室の床とリビングに床の高さを合わせ、高低差をなくすことがポイントです。

4つ目は、リビングと和室の天井の高さを合わせることです。
床から天井までの高さがリビングと同じであれば、一体感が生まれますよ。

□和室をリビングと一体化させる際の注意点は

和室をリビングと繋げ一体化させるリノベーションでは、和室の構造を考慮した上で、リノベーション計画を立てることが大切です。
和室と洋室では、床や壁の構造が異なるため下地や構造を変更する工事が必要です。

床の工事として、和室では畳の撤去後床下にある下地の間隔を調整する必要があります。
畳を敷いている和室の床は強度があるため下地の間隔は広くなっています。
もともと和室だった床をフローリングに変える場合にはそのままでは強度の問題が発生する可能性があります。
畳の時よりも下地の間隔を狭くする工事が必要です。

一方で、和室の壁は構造を変更する工事が必要です。
和室は柱を露出する造りになっているため、洋室にする場合壁の構造を変える必要があるでしょう。