家族が増えて部屋が足りなくなった方へ！リノベーションで部屋を増やす方法とは？|リノベ不動産

中古住宅＋リノベ　情報コラム 2021.04.30

家族構成や社会環境の変化から新築時の間取りが住みにくいと感じることは少なくありません。
その際に有効になってくるのが、リノベーションで部屋を増やすという選択です。
リノベーションで部屋を増やす方法としてどのようなものがあるか、リノベーションで部屋を増やす際の注意点について解説します。

□リノベーションで部屋を増やす方法は

リノベーションで部屋を増やす方法を5つ解説します。

1つ目は、屋根裏を利用し新しく部屋を作る方法です。
屋根裏を物置にすれば既にある部屋を広く使えます。
施工価格は6畳でおよそ120万円ほどです。

2つ目は、ベランダに隣接する部屋を居住空間に広げる方法です。
空間を十分確保できるようなら、間仕切り壁やドアを設置して新たな部屋として作り変えられます。
施工費用は目安50万円ほどです。

3つ目は、吹き抜けを利用し新しく部屋を作る方法です。
吹き抜けのある家であれば、吹き抜け部分に床や壁を設置することで、空間が広がります。
ただ1階の採光が低下する恐れがあるので注意しましょう。
費用は約100万円以上かかるでしょう。

4つ目は、駐車場を部屋にすることです。
住宅の1階が駐車場になっている場合にはこちらを部屋にする方法があります。
他に駐車場があったり、車を手放す予定があるなら、新しい部屋のスペースとして活用すると良いでしょう。
かかる費用は大体100万円ほどです。

5つ目は、車庫の上に部屋を増築することです。
車庫をお持ちの方は、その上に部屋を増築できます。
ただし、部屋を増やしても耐えられる補強工事が必要です。
費用は約90万円ほどです。

□リノベーションで部屋を増やす際の注意点は

リノベーションで部屋を増やす際の注意点を2つ説明します。

1つ目は、確認申請の有無です。
戸建てであれば、敷地に余裕がある場合に部屋を増やすことが可能です。
しかし、そうする場合、床面積が増えるので確認申請が必要なことがあります。
確認申請が必要か担当者にしっかり確認しましょう。

2つ目は、部分的なリノベーションより、フルリノベーションの方がメリットが大きい場合があることです。
費用を抑えるため一部屋だけ増やす場合でも、面積によっては多額の費用がかかります。
工事範囲が広い場合には、間取りプランを変更してフルリノベーションした方が、部屋全体が美しくなるでしょう。
そのため費用だけではなく、全体的にどちらがメリットがあるか考えることが大切です。